7月29日キタイ電気をたった1人で先代が創業、軽トラック1台から始まりました。

 

電気工事一筋40年、これまで経営の経験はなかったものの、静岡県を中心とした建設現場、工場、事務所、住宅の電気工事に長年、現場監督として従事してきた。

時代はバブル不況の真っ只中、「お前ならやれるよ!」と心強く励ましてくれたのはご近所さんでした。地元に育てていただいた感謝を届けたい、恩返しがしたい。何もないところからのスタートでした。

【2000年〜2006年】

建設工事現場への工事依頼から一般家庭の工事まで、がひっきりなしの毎日。土木会社の現場事務所仮設電源工事では、穴をほり、ポールをたて電線を引き込むシンプルな工事でも仕事がなくて困るということはありませんでした。

この頃には磐田市内の大きな産廃処理施設の工場新築工事に携わり高圧工事にも従事、太陽光発電設備のご依頼を初めていただいたのもこの頃でした。関係会社の皆様と連携し、様々なニーズに応えるべく日々挑戦の連続、これは今も変わりません。

【2007年】

(初)太陽光発電設備を工場屋根に設置完成(1月)

当初はまだ珍しい施設屋上設置工事でした。

 

現在のような余剰、全量買取制度(FIT)はなく、売電を目的としない電力会社との相対契約、100%自家消費発電設備の設置工事。

当時の太陽光発電設備にかかるコストは2020年現在の5倍ほどでした。

 

第1号の翌年には、第2号となる袋井市N社様工場屋根設置工事も請負い、再生可能エネルギーに関わる工事実績を重ねました。

建設業許可取得し業務の幅を広げました(9月)

直接電気工事を受注することでお役に立てる機会を増やしたいと、建設業許可を申請取得し、それまで、いわゆる縁の下の力持ちのような立ち居位置だった電気工事店。

これからは、ご家庭の電気工事から小学校や公園などの公共施設の工事まで直接取引できる体制を整えました。

【2008年】

リーマンショックの影響を受ける(9月)

建設業許可を取得してちょうど1年後、リーマンショックにより初めて存続の危機がおとずれました

まさかこんなに影響があるとは夢にも思っていませんでしたが、

工事下請けという状況だった当時、元請け会社の受注減と、値引き交渉により、これまで体験したことのない厳しい状況に陥りました。

 

現場に出たくても工事を受注できない。職人さんが1週間倉庫の整理だけで毎日が過ぎていく、ピカピカに整った倉庫の前で鳴らない電話を待っていた日々を今でも忘れません。

そんな時に依頼をくださったのは、今でもお得意さまのM様。

私たちに直接お客様と繋がることの大切さを教えてくださったご夫婦です。

 

ブログ「ありがとう」の気持ちを伝えたい”IH”を気に入ってくださったお客様

http://kitaidenki.com/i_want_to_tell_you_thank_you/

【2009年】

株式会社キタイ電気のはじまり(7月28日)

創業から約10年、キタイ電気は法人化し、電気部と土木部ができました。

スタッフも5人に増え、これまで培った電気工事の技術プラス土木部ができたことで、請け負う仕事の幅が広がりました。

【2010年】

(初)住宅向け太陽光発電設備を設置

一般家庭との取引が増え、IHクッキングヒーターやエコキュートなど省エネ関連の商品を取り扱うことが多くなりました。

また、自社でも住宅向け太陽光発電設備を設置しました。

 

瓦屋根に太陽光発電システムを設置する時、関連会社と協力し、技術面で細部まで相談しながら進めました。

まずは自社に設置し、自分で体験することが重要だと先代は考えました。体験したことのないものはお客様へはオススメできません。本当にいいもの、役立つ商品をご紹介する、それはずっと今も変わりません。

【2014年】

土木部で伊豆縦貫道の工事に従事しました(2月)

高く聳え立つ富士山のふもとで従事すること3ヶ月間、伊豆縦貫道道路照明灯設置工事が完了しました。

 

静岡県三島市から南下伊豆縦貫道、こちらの道路照明灯設置工事に弊社土木部が長期出張し、高速道路工事に従事しました。

 

Facebookページ

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【2014年2月〜2018年2月】

磐田市の公共工事を毎年1〜2件受注

公園灯LED化工事

 

2017年より磐田市内の公園灯LED化改修工事で、ほぼ全ての公園灯の取り替え工事を行いました。

夜間も安心して公園を利用していただけるよう白色の照明で照らしています。

家庭向け太陽光発電FIT制度開始(10月)

磐田市内でもご家庭向け太陽光発電設備のニーズが高まり、屋根上設置工事の受注が増えました。

 

市からの補助金制度もあり、住宅に設置したいという問い合わせが急増しました。

また、自動車整備工場などの作業小屋上への産業用発電設備設置依頼を受注開始。

【2015年】

(初)野立て太陽光発電設備工事を竣工(5月)

春野町にて50kW未満の低圧太陽光発電設備を受注、土木部が整地し、電気部で配線工事し、森町、袋井市、掛川市、浜松市、磐田市でも低圧案件を受注。

申請、レイアウトから連係まで全て自社施工しました。

【2016年】

津波避難タワー(電気工事)が完成3月)

磐田市福田に建設された津波避難タワーの電気工事及び、           放送設備工事に従事しました。

他県からも視察にこられるほど注目されていた建築物で、竣工時のセレモニーも行われました。

職人革命会で全国の工事店と繋がる

太陽光発電でちょっといい未来をこどもたちに残したいと再エネ推進を決意!12年前から太陽光発電設置工事を施工していた弊社でしたが、1件でも多く住宅の屋根へ太陽光発電設備を設置したいと考え、全国規模の職人団体に参加しました。

 

ほとんどのご家庭が「訪問販売」で設置する事実を知った時、私たちは残念よりも不安に感じました。

もし、何かあった時、その訪問会社はすぐ近くにいるでしょうか。

そもそも実際に施工する人はどんな業者さんなのだろう。

「すぐきてほしい」という要望に応えられる距離に事務所があるか、疑問に感じたのは、私たちだけではありませんでした。

全国の太陽光発電を推進する電気工事店は、施工不良をなくしたい!そんな暑い職人集団の集まりに毎月参加し、お勉強しました。

 

太陽光発電に関する情報は日々目紛しく変化するため、磐田市内だけでは情報収集は十分ではありませんでした。太陽光を推進する私たちは、これからも最新の情報を集め、施工、発信していきます。

【2017年】

電気の相談会開催(7月)

太陽光発電のお悩みや、ご家庭の電気のお困りごとを気軽に相談できる相談会を開催しました。

 

電気料金が年々値上がりしている昨今、なんとかお得に光   熱費をおさえることはできないか。省エネのプロをお招きして、セミナーを開催しました。

同時開催した太陽光発電事業者向けメンテナンスセミナーも好評で、遠くは静岡からもご参加いただきました。

 

太陽光発電は、改正FIT法に基づき設備メンテナンスのニーズが高まり、年次点検の必須点検項目などメンテナンスのプロに学び知識を高めました。

「ソーラーランタン」工作会開催(8月)

小学生とお家の人と一緒に夏休みの工作会を実施

牛乳パックを使ったソーラーランタンを作成しました。

 

小学生の子供たちは太陽光パネルに興味深々!フィルムや貝殻、ステッカーを使って世界に1つだけの素敵なランタンが完成しました。

ZEH住宅講習会の開催(12月)

建築会社向けZEH住宅講習会を開催しました。ZEH住宅を施工できる工事店はまだわずか。ゼロエネルギー住宅の何がいいのか。エネルギーの使い方と快適性についてお勉強しました。

【2018年】

高圧太陽光発電設備設置工事(2月完成)

磐田市内で高圧の太陽光発電設備工事に着工。

20年間のメンテナンスも含む長期契約を結びました。

 

改正FIT法の全量買取制度の売電価格は下がっているものの、日射量の多い磐田市は全国的にみても有利です。

 

高圧太陽光発電設備を受注するにあたり、金融機関と連携し、活用されていない土地の利用提案しました。農業従事者が減少していく中、今ある土地を有効活用させること、そして次世代に繋ぐことが求められています。

10月1日、台風24号の影響により静岡県西武でも大規模な停電が発生。私たちの事務所のある磐田市富丘では3日半というこれまでに体験したことのない停電となりました。

冷蔵庫だけでも動かしたいと電気に関するお問い合わせが相次ぎました。

やはり、日頃の備えがいかに重要か。いざという時の想定を家族でも話し合っておく、または電気が止まっても生活が成り立つよう準備をしておくことが大切だと改めて感じました。

日頃の感謝を込めて、毎年10月に行われる祭典では、私たちも少しばかりですがお酒やお料理を振る舞います。

地元の発展なくして私たちの繁栄はありません。

まずは、子供向けのお菓子やパン、ジュースを準備し、大人向けオードブルやお酒、夜は冷えるので熱燗もつけます。

大人も子供も心躍る3日間。平和の象徴です。

 

【2019】

2月4日、同じ磐田市富丘地内へ移転しました。

これまで住宅裏にて営業をしてきましたが、20周年という節目の年に新社屋へ移転しました。

8月1日、先代より2代目へ事業継承しました。

職歴20年の2代目へ、先代は会長として現在も従事。

若い世代に受け継がれました。

10月、大型の台風がまたも静岡県を襲いました。

災害に強い田舎、自分の身は自分で守れる家にすることで、避難所へ向かうリスクを減らすこともできます。

停電は起きるものを想定し、それに備えておく。そんな自主防災への意識が変わったきっかけともなりました。

【2020年】

コロナ禍、こんな2020年になることを誰が想像できたでしょうか。私たち静岡県磐田市でも企業が休業したり、リモートワークに切り替わり働き方や人との関わり方が大きく変化しました。

私たちの事務所でもビニールシートを活用した仕切りを作成し、検温と消毒を受付に設置。

体調の優れない場合には自宅待機とるなど、働き方も変わりました。

 

インターネット会議で打ち合わせをしたり、展示会をネット配信するなどこれまでの業界の常識通用しなくなり、海外との距離を感じた1年となりました。

中国からの資材が輸入されず竣工できない現場も発生、

終息する見込みが読めず、介護施設など感染リスクの高い現場へは入場を控えるなど関わり方も見直しました。

PVプランナー協会入会

浜松市にて「ソーラーシェアリングセミナー」を開催。

協会会員主体で行政と協会の共催イベントを企画しました。

これまで農地への太陽光発電設備設置は推進しない立場だった農水課にも、是正の有効性をご理解いただきセミナーにご参加いただきました。

LED‘S募集開始 〜heart beat Iwata〜

ワクワクする未来へ磐田を進化させるプロジェクトの始まり

2021年からスタートするLED’Sにご賛同いただける方を募集しています。

詳しくはLED’のページをご覧ください。