磐田市で太陽光を推進しているキタイ電気、久美絵です。
ちょうど1年ほど前、お取引先からこんな相談をうけました。
「農家さんが土地を使いきれなくってこまっているのです」
さっそく地主さんに許可を頂き見に行ってみました。
農業されていない農地の現状
農業委員会の発表によると、磐田市の耕作放棄地は481ha!
休耕地も含めると磐田市全体の農地のうち1割以上が
農業をできない状態になっているそうです。
磐田市はこの問題を解決しようと国の補助金を活用するように
よびかけていますが、なかなか改善していかないのが
現状だそうです。(JAさんより)
ご先祖さまから代々受け継いだ大切な土地を
どうしたらいいのかわからない。
売るにも買ってくれるひとはいないだろうと
ずっとそのままになってしまうそうです。
なんだかエネルギー問題と似ているなぁと
感じてるのは私だけでしょうか。
原子力発電は国民みんなで選んだエネルギー供給方法です。
でも、これが本当にいいものかどうかは
使ってみた私たちにしか分かりません。
うまく使えなかったら工夫する、工夫しても
難しかったら変えてみる。
次世代へバトンを渡す私たちの役目です。
「そのままにしておく」これは最良の選択ではありません。
農地はこれからの主役
ご紹介頂いた土地は、日当たりもよくとてもいいところでした。
私たち電気工事店ができるご提案を関係会社さんと相談し、
ここに太陽光発電設備を設置することにしました。
これまで長いあいだそのままになっていた土地から
毎月30万円以上の収入が生まれるのです。
しかも20年間。農家さんも喜んでくださいました。
「そのままにしておく」を選ばなくてよかったと。
これはほんの一例です。農地を活用する方法はいくつもあります。
地球も日本も農家さんも嬉しい
この選択は、もちろん地主さんである農家さんにとっていいものでなくてはいけません。
その上、地球や日本全体にとってもいい!
これをベネフィット(便益性)といいます。
このままでいいのか、そのままにしておいていいのか。
答えはとてもシンプルです。
私たち一人一人が出来ることは限られています。
そんな一人ですが、これからのことを真剣に考えると
選択は簡単なのです。
いいものをご提案する、そして一緒に作っていく。
私たちはそんなスタイルで磐田市の農地から
エネルギーを生み出していきます。
アパート
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